消費者金融は利便性や手軽さの向上などに力を入れて、各社でサービス競争のしのぎを削っています。

ニコニコクレジット倒産後の消費者金融業界

 

過払金問題や、違法取り立て問題、ニコニコクレジットの倒産など2000年以降大きく環境が変わった消費者金融業界がその後どう変わったのか、まとめました。

 

 

大手は相次いでメガバンクと提携

 

消費者金融は次の理由で各社、全盛期に比べ大きく売上や収入が減少しました。

 

  • イメージ悪化による利用者の減少
  • グレーゾーン金利撤廃による利息の減少
  • 過払金の返金

 

交渉成立

融資を主力商品に扱う消費者金融は、財務体制が非常に重要です。
未だ過払金請求を行っていない潜伏者も多数いると見られていて、体力のない消費者金融はニコニコクレジットのように倒産してしまうリスクがあり、メガバンクのネームバリューや後ろ盾も重視されるようになりました。

 

また、銀行も個人向けの少額融資に力を入れるようになり、大手消費者金融との提携にメリットを感じているようです。
こうした背景もあり、消費者金融は何かしらのメガバンクの資本が入っている事がスタンダードになりました。

 

 

サービス競争が激化

 

消費者金融業界全体のイメージが悪化した事で大手を含め、テレビCMなど広告費を削る事が余儀なくされ、消費者金融各社は利用者獲得のため、様々な取り組みをするようになりました。
一例を紹介すると次のものがあります。

 

  • 無利息キャンペーン
  • スマホアプリやWEB完結申込サービス
  • ATM手数料無料
  • 自動契約機

 

このように、消費者金融は利便性や手軽さの向上などに力を入れて各社でサービス競争のしのぎを削っています。

 

 

金利が下がっても新規顧客獲得に苦戦している

 

グレーゾーン金利が使えなくなった事で、全ての消費者金融が利息制限法に基づいた上限金利(10万円以上の借入で上限18%)に設定するようになりました。
グレーゾーン金利の時は25%前後の金利が当たり前だったので、大幅なディスカウントです。

 

それでも消費者金融の金利は他の金融商品に比べて高く、新規顧客獲得に苦戦をしています。
その理由の一つが銀行系カードローンや、クレジットカードのショッピング枠現金化など、他のサービスの躍進です。
(参考記事:消費者金融に変わって台頭したサービス)

 

時代を問わず借金の需要はなくならないものなのですが、最近は資金調達方法の選択肢が広がりを見せています。