ニコニコクレジットは、丸和商事が運営する中堅の消費者金融業者でした。

 

ニコニコクレジットや女性専用キャッシングサービスのアイリス丸和商事という運営会社が手がけるキャッシングサービスでした。
全盛期はチンパンジーが衝動買いするテレビCMや竹中直人氏をイメージキャラクターにおくなど、広告活動にも積極的で静岡をはじめ東海地方で高い知名度を誇っていました。

 

現在は、丸和商事が倒産し株式を100%減資。その後第三者割当増資でスルガ銀行が全株引き受けてダイレクトワン株式会社に社名変更されています。

 

現在はダイレクトワンはスルガ銀行ブランドの消費者キャッシングサービスとして、順調に利用者を増やしています。

 

 

パソコンとクレジットカード

 

 

ニコニコクレジットとは

 

ニコニコクレジットは丸和商事が運営している主力サービスです。
静岡県を中心に東海地方に展開している中堅消費者金融です。

 

元々ニコニコクレジットを運営していた丸和商事は1956年創業の老舗企業で、当初は商店向けの小口ローンを扱う街金融でした。1977年から消費者金融に参入してニコニコクレジットのブランド名で営業を続けていました。

 

当時はグレーゾーン金利と呼ばれる利息制限法を超える金利のなかでも上限とされていた29.2%の年利を適用する事が多い金利が高い業者でした。
それでも審査自体は比較的ゆるく、一定の利用者を確保していました。

 

本社があった掛川をはじめ、地域密着型で根強い人気を誇っていましたが、2011年に民事再生が行われ、事実上の倒産となりました。

 

 

ニコニコクレジットの当時の評判

 

ニコニコクレジットは、当時はとにかく審査が甘い事で有名でした。
すでに他社から多額の借入があっても融資に積極的で、ネットで評判が広がりサービス地域の範囲内で利用者を集めていました。

 

サービスに目立った特徴はなく、金利は高いけど審査がゆるく、大手消費者金融や銀行での借入ができないような方が利用者の大半を占めていたようです。

 

そんな中、2006年に最高裁が過払い金の返還請求を全面的に認めた事がきっかけで局面が大きく変わりました。

 

過払い金の返還請求とは、グレーゾーン金利を過去に遡って利息制限法の上限を超えた分の利息を取り戻せる事です。

 

2006年以降は一気に貸付を渋るようになってしまい、それまで審査の甘さだけ取り柄だったニコニコクレジットから新規借入をする方自体が大幅に減少してしまいました。

 

ネットでは2chなどの掲示板で「ニコニコクレジットで借りる奴なんて今はいないよな」などといった書き込みが相次ぎ、翌年の2007年には倒産秒読みといった噂が飛び交うようになりました。

 

当時は、過払い金の返還交渉に対して、かなり強気な姿勢を取っていて、調停や訴訟など弁護士を立てて法定手続きを取らないと応じていませんでした。
こうした対応も、すぐにネットで拡散してしまい、評判をどんどん落としていく要因になりました。

 

落ちていく評判のイメージ

 

 

丸和商事の事業内容

 

倒産する前の丸和商事は消費者金融以外にも次の事業に参入していました。

 

  • プラスチック金型設計(丸和精機)
  • 不動産および旅行業(丸和観光開発)
  • 債権回収(中部債権回収)
  • 刀剣専門の美術館(ふじ美術館)

 

多数の事業イメージ

この中でも、特に不動産は得意分野で掛川・沼津・名古屋・静岡・浜松などで駅前の好立地を中心に自社ビルを保有していました。
上場企業ではないので、売上の推移などは非公開ですが、バブル時にはかなり儲かっていた中堅グループ企業だったと言えます。

 

旅行業や美術館などは経営者の趣味の要素が強く、債権回収は経営不振になってから現状を打破すべく2007年に設立された会社です。
丸和商事グループの事業としては、消費者金融が主力で、次いで不動産業が売上の中心だった事が伺えます。

 

事実上倒産となった事で、全ての事業も撤退する事になってしまいましたが、ニコニコクレジットやアイリスの有人店舗、ATMの一部はキャッシュワンが引き継いで現在も使用されています。

 

消費者金融は倒産する会社も増えており、新たな事業サービスの展開が増えているのが近年の特徴です。
ショッピング枠現金化もその1つであり、現金が欲しいという要望に対して最短5分で対応可能高い換金率を提示している業者が増えており、人気を集めています。
ただし残念ながら悪徳業者も存在しますので、比較サイトや口コミを確認してからの利用をおすすめします。